自分が後々読むための黒歴史特別公開処刑場

春の感覚がだいすきという記録

春は浮遊感透明感のあるキラッキラしたサウンドとピュアな日本語がカラダに浸透しやすい。

そんな曲を聴きながら新緑と春風の中をチャリで走りたい。そういう幸福の中でしか動かせない表情筋も使って最高の笑顔になってしまいたい。

寝る前にこうやって日中に聞きたい曲を探しながら、窓を全開にして夜風の中眠りにつくことも大好き。

 

冬は絶対に聞けない。綺麗すぎる純粋すぎる。

 

季節によって感受性が変わるけど、春には開放的な心で純粋さを取り戻すような感覚になれて、その自分が好きで、だから春が好き。

夏は春から変わって繊細さが少し大胆になり、激しさを増して楽しいものや幸せに気づけるようになる。

秋はそんな季節が終わりそうなことに悲しくて病んでしまう。冬もそう。

 

秋冬の病気かなってくらいの繊細さを少し残したまま、良いものを良いと気づきやすくなる、1番丁寧な気持ちになれる季節。大好き。

 

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という気持ちで、なんとなくSNSを開いて眺めてしまった。

絶対SNS向いてない。
他人のことが気になるから見ちゃう性格だけど、見ることでやられちゃう性格。だから向いてない。

せっかく自分だけの世界で自分だけの感性で素敵な気持ちになったのに、その感覚の延長線上で、ただのSNSを視界に入れただけで、なんか自分の感情が間違ってるような恥ずかしい気持ちになってしまった。

 

自分で良いって思ったものに自信持って良いって思いたいな。繊細な私だから色んな「素敵」に気づけるんだけどね。

 

自分が大好き。大好きな私の大好きな私の感情が、外野に歪まされてちょっと怒りも感じた。

 

私はこうやって砂みたいに粒度の細かい喜怒哀楽を重ねて心を作っている。感情の種類によって砂の色は違って、グラデーションのように重ねることもできるし、くっきり色を変えて重ねることもできる。でも少し風が吹けば飛ばされちゃう。濡れれば形も色も変わる。

 

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そんなことを思っていたら、大学の先輩から連絡が来て「春はそうだよね、共感。これオススメ」って曲を教えてくれた。

 

一瞬で優しい気持ちが戻った。

今教えてもらったアーティストを聴いてる。好みだなぁ、さすが。私はこの人が教えてくれて好きになったアーティストが沢山いる。

 

今日はこのままケータイを閉じて、夜風の中に戻る。

ありがとう、ああ良かった。