自分が後々読むための黒歴史特別公開処刑場

チャットモンチーは私の青春

チャットモンチーの解散ライブに行って来た。ラストっていうライブに初めて行った。これでもかってくらい泣くんだね。

 

チャットモンチーは私の青春だった!

東京に来てからの4年はチャットモンチーの音と歌詞に合わせて生きてきた。合うように生きた!橋本絵莉子は私の分身だと何回か本気で思った、「私のための曲じゃん!!」が特別多かった。

 

「東京ハチミツオーケストラ」これで私は上京し、東京に死ぬほどワクワクした、『甘い甘いゆめをみてる♪』と。純粋なイバラキッズには東京がキラッッッキラして見えてた。『そんなに甘くはないよって〜早く誰か教えてよ』

 

そして18の私は人生で初めて恋に落ちる。彼女のいる先輩に。気持ちに気付いた私は最初から終わりかよと絶望しきって聴いてた、コレ。「世界が終わる夜に」この曲はもうイントロを聞くだけであの夜に戻れるわな。

『例えば虚しく時が過ぎ馴れ馴れしい静寂が来る しまったもう世界は終わっていた』この曲は私の中でも結構特別。『私が神様だったらこんな世界は作らなかった』サビの切なさのエネルギーがすごい。号泣してた。この日は何も食べ物が喉を通らず次の日死ぬほど胃を痛めた。ハロウィンパーティを控えてたので友達が心配して八王子のはなまるに連れてってくれた。

 

落ち着いた私が次に聞いてた曲は「ときめき」『嵐が過ぎ去って私は苺のタネみたいに狂気を胸に忍ばせ眠る』この歌詞に天才だ....って思いながら死ぬほど泣いた『いつだって恋がしたいあなた以外と 想うばかり逃げられないのに』このありきたりな歌詞は後々1年間ずっと刺さったままだった。彼女持ちの先輩は私と浮気という形で関係を持ち始めたからね☆

 

初恋が浮気相手ポジションというダークな1年だったので選曲もなかなかにダークだった。「ひとりだけ」とかはちゃめちゃにカッコいいぜ。感情の起伏がすごい曲で。『物語の最終話はちがうみたい』後半のギターがカッコよすぎる!!!!もう大暴れしてて。『物語の第1話に戻れないアアアアアアアア!!!』えっちゃんは私なのでは、と。えっっちゃあああああああああああん!!!!!

 

(もう語彙力酷くて全っっっっ然上手く文章にできてないけど指止まんないから続ける)

 

でもやっぱり恋は恋なのでドキドキワクワクなこともあるんですよ。浮気だし不謹慎だけど。「風吹けば恋」ね!『はっきり言っておとぎ話は罠。期待したってかぼちゃはかぼちゃ』『だけどもうダメみたいだ、なんだか近頃おかしいんだあああ!』『走り出した足が!止まらない!行け!行け!あの人のところまで!誰にも負けたくないんだ!風!風!背中をおしてよ!』これ聞いてニッコニコで家まで歌いながら走って帰ったりしたね、ライン返ってきただけで笑 その日はバイト上がった後に食べたパンナコッタを家着いて吐いた。全力で走り過ぎて

 

「染まるよ」でタバコがやめられなくなった。『あなたの好きなタバコ 私より好きなタバコ』『いつだってそばにいたかった 分かりたかった満たしたかった』ライブに一緒に行ったお父さんもチャットモンチーの大ファンなんだけど「この曲かなり複雑な恋愛ソングだよね。」って言ってて「そうだね、私は痛いほど分かるけどね」って返したら「そうか...大人になったんだね」って何かを察されたのが懐かしい。

 

大学1年の秋、かなり心がズタボロだったときにチャットのライブに行った。小さなライブで「僕たち結婚するんです!」という1組のカップルのために「バスロマンス」が歌われた。幸せで泣いてる2人を2階席から眺めて、2人が幸せそうに泣いててそれをみて号泣。いいなあって。幸せな歌詞が苦しくてしょうがなくて会場のみんなとちょっと違う種類の涙を流した

 

(....シャッフルして流れて来た曲に感想書いてってるんだけど全曲思い入れがあってキリがない)

 

あ!!!!!「コンビニエンスストアネムーン」初恋の人は毎回密会という形だったのでデートに行くことがなかった。2人でお店に入ることもなかった。けどコンビニにはよく行った、可哀想なことにそれが私の中で世界一幸せだった!!!! 『せっかくだからさ食べたことないもの買おうよ〜』『拍手、君に会えた私!よくぞここまでたどり着いた!』好きな人とコンビニに行ける私の状況に拍手喝采だったんだよ当時! 今思うと可哀想!うける!

 

「変身」何回かその人と「もう終わりにしよう」って話をしたんだけど初めてその話が出た時私はもうまあ死んでやるぞってくらい落ち込んで、でもこの曲で前向きになった。『変身するぞ!裏切りのサプライズ踊って!変身するぞ!どうせ嫌いになんてなれないだろう♪』うん。この歌詞でお別れに前向きになれたの。この1曲で!そんで最後に会うって日に「いいよ!私はもう覚悟できてる!元気でね!」って笑顔で清々しく別れようとしたらその人がね、「いやきらいになったわけじゃないんだ...また会ってもいい...?」って。当時はウッヒョーー!♡だったけどほんと勘弁してくれよなwwwせっかくの決心がwww!!!(改めて確認するけどこの男、彼女いるかんね??彼女と同棲してっかんね??草)私もほんと盲目だったんだよね。初めて好きになった人だったしさ。てか誰が可哀想ってこいつの彼女だよね

 

まあそんな感じでズルズルしてはラインが数ヶ月ぶりに返ってくれば「8cmのピンヒール」とか「ツマサキ」とか聞いてるんるんしてたわけです。乙女はアホやね〜〜!!『月を見て綺麗だねと言ったけど、貴方しか見えてなかったっ!!』とか『次は〜〜いつ会える...?♪♡♡♡♡』とか歌っちゃってねばーか

 

まあそんなゴミ恋愛も終わるわけですよ。あっっっっっさりと。ここでお世話になりすぎた曲は「Last Kiss」別に最後のキスなんて最後のヤリ捨てのどっかのテキトーなキスだし覚えてなんかないし美しさなんて微塵もないんだけど、この曲のサウンドが美しすぎてもうなんかそれでどうでもよくなった。この曲もまたイントロの和音だけで涙腺にくる。『余計なことを言いすぎて君は行ってしまった』これに当てはまる私の実際のセリフは「好きじゃないなら早く振ってくれ」だろうね。音が優しくてズタズタの心に痛いほどしみた。『初めてのままで止まればいいのに』計り知れない怒りと悲しみがこの曲で優しい優しい心に変わったの。『もう君が迷わないように』『君が眠れますように』

 

まだまだいっぱいあるんだけど。全曲に思い出があるんだけど...!またいつか書くことにするよ、止まらないからね!!

 

これだけ一緒に生きてきたチャットモンチーが解散したの。永遠の青春になったの。永遠になるその瞬間を武道館で見届けられたの。って話。また今度書く、私のために書く。