自分が後々読むための黒歴史特別公開処刑場

帰省と翌日家族が東京に来た話

だいたい何もしないで1日を過ごし変な時間に寝ちゃって朝方も起きてる日にここにくる。

 

冷房18度。基本的に裸族なのでめちゃくちゃさミイ。全裸のまま洗濯取り込みチャレンジとかよくする。死角を狙え!つって。捕まれ

 

今ね全身で蚊に37箇所刺されてんの。やばくないか?昔は刺されたら肌色のままぷくってなってその日のうちに治ったんだけど、東京来てから大学(森)のよう分からんデカイ蚊に刺されてから症状がおかしくなった。1週間から2週間はずっと痒いし、めちゃくちゃ腫れるし赤くなる。それが今37箇所。うち34箇所は脚。地獄。痒さで人は死ぬ。(でも調べたら蚊って汚い血の方が好きなんだって。タバコだわ。)

 

夏休み初日、東京の友達を連れて2日間実家に帰った。うちの陽キャかあちゃんが「外で花火しよ!」とか言って私たちを外に連れ出し、その後2、3時間ビールとタバコで永遠と駄弁った。昔飼ってた猫の話だとか、学生時代の話とか、BSでやってる映画特集が最高だって話とか。海外旅行の話から「あの国は実弾射撃ができるからいいよ!私目がいいからさあ、上手いんだよ〜てかその話さっき飲み会でもしたわwww」と。PTAの飲み会でお前はなんつー話題に花咲かせてんだ...酔っ払いのネバーエンディングストーリー中に刺された個数が37なわけです。

 

存在がイベントなのだうちの母は。こんな母になりたいしなりたくない。誇りであり恥だと言ったら友達は腹抱えて笑った。

 

祭りに合わせて帰ったんだけど4年ぶりに遊びに行ったら、ちょっと本当に感動してしまった。地元ナメてた。てかナメるところしかないけどこの祭り3日間でうちの地元は1年分輝く。小さい子供からお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんみんながこの祭りを愛していて、地元を愛している。小さな町だから団結が強い。みんなほんとかっこよくてさ、なんか泣いちゃいそうだったんだ...

 

お祭りで教育実習でお世話になった生徒さん達に沢山あった。たくさん写真撮った。同級の友達の家が営む小さな焼きそば屋さんで焼きそば食べてたら店の中にまで「こんにちはー!!」って挨拶してくる元気な男子中学生軍団が通りかかり、しばらくしてゾロゾロ引き返して「あ!ほらやっぱり!美術の先生だ!!こんにちは!!」って。可愛すぎて泣いた...本当に可愛い...お祭りで会った子達もみんな浴衣きて可愛い格好で「いつ中学校帰ってくるんですか!!」とか目輝かせてて泣いた...君たちにまた授業をしたい...君たちの成長を見届けたい...

 

田舎のこういうところがいいんだ。こじんまりした小さな世界なりに圧縮された良さがあるのさ。東京生まれ東京暮らしの友達を連れて行ったら全てに感激していたから、私も新鮮な角度で地元を見つめられた。10年ぶりに小学校とか行っちゃって、いい夏休みの始まりでした。学生最後の夏がはじまる。猛烈な痒みとウナ漬けの身体で。

 

そんな素敵な夏の始まりもつかの間。

 

終電で東京に帰り、立川の花火大会を殺した台風の近づく中2時に家に着く。ポツポツ雨の降る中、一駅分歩いた。20分。そこで絶望することになる。鍵が無えと

うちのマンションはセキュリティガバガバなのでオートロックとかないし外階段だしドアの前でガサガサ鍵を探してる間にとなりの住民(外人)とかに襲われたりしたらどうしようとか思った。なんかゴチャゴチャ叫んでる声が聞こえるし下の階で人の気配もあったし怖くて友達に連絡したら3%だったiPhoneが一瞬で死んだ。

 

途方に暮れながらまた雨の中20分かけて駅に戻りネカフェに泊まることにした。駅周辺治安悪いから怖いお兄さんに「どこ行くんですか?」って話しかけられた。家入れなくてずぶ濡れで精神えぐられてる女とか我ながらいい物件すぎるだろ。ネカフェの店員に愚痴ったらすごい可哀想な顔してくれた。ていうか8時間パックで1400はヤバイ。安すぎてびっっっくりした。屋根とコンセントに感謝。タバコも吸えるし毛布もあるし飲み物も飲める!寝れる!これで1400!そりゃ需要あるわ!!!

と思ったけどまわりのおっさん達のいびきとか死ぬぞってくらい勢いのいい咳とかに何回も起こされて、椅子は硬いし足は痒いしなかなか眠れなくて本当に心細かった。実家のお布団が恋しかった。花火大会は中止だしさ。数時間後はここも追い出されるし鍵は開かないし。

 

2時間くらい寝てお金を払って外に出たら雨が降ってなかった。「最短5分で到着!3000円から!」という鍵開け業者に電話したら「8000円で90分後にお伺いします」と言われ泣き、家族に相談したら足軽パリピ家族はわざわざ鍵持って茨城から東京に行くと言う。昨日まで私が茨城にいたのに。優しさが沁みた...

 

それまでカフェとヘアサロンと叔父さん家を転々として有意義に時間を潰し、持ってきてもらった鍵で家に入り、台風通過を狭い部屋で家族と過ごし、妹が部屋を片付けてくれ、みんなでIKEAに行った。

 

不思議な帰省でした。長かった。

最後の夏休みだぞ。良いスタートだ。一生懸命、精一杯生きるぞ!!!