自分が後々読むための黒歴史特別公開処刑場

バンコクの街を眺めて何となく

タイにいる。

友達は寝てしまった。眠れなくて友達のタバコを勝手に吸ってる。31階から見るバンコクの夜景は素晴らしい。

タイは3:44、日本はもう直ぐ6時かな。

 

適当に音楽を流して一人で想いを馳せている。

 

飛行機で7時間もかかる、日本より2時間も遅く朝が来る遠い地にいるのか私。

もっと遠い地ってのはあるけど初めて海外に来た私にとっては十分遠い。

 

ビルがたくさんあって、街灯とか車の光が動いていて、大きい川があってその向こうにまた光が動いている。

こうやって遠くから見てみると違う国という実感はあまり湧かない。でも、でもここタイなんだよな...!

 

タイは街灯が少ない、日本の首都ほど光がない。ビルの電気も早い時間に消えている。

 

みんな、それぞれの国にそれぞれの生活とそれぞれの文化で生きているのだな、と膨大なことしか考えられない。そんなもんか。

 

例えばタイ人に生まれて日本に旅した時、日本のことをどう思うのかな。何だかんだ、いい国だと思う。水道水は飲めるし、トイレットペーパーは流していいし。4つの季節があるし、食べ物は美味しいし。平和だし...ボケてるんだろうけど。

 

タイは昨日から今日にかけて、国民全員が禁酒するようだ。選挙があるから。私はその決まり事がはじまる数時間前に、それを知らずに美味いビールを飲んでいた。美味すぎた。

 

異文化。様々な差異を羨ましいと思うか、日本は最高だと思うか。

 

どうか私の日本が壊れないでほしいなと、何となく。なんとなく怖くなった。

どうか私の帰る日本に、私の暮らす日本に平凡な日常がいつまでも続きますように。