自分が後々読むための黒歴史特別公開処刑場

『さよならテレビ』を見た

今ポレポレで1日中上映してる作品を見に。

日曜夜7時に初めて外に出た。

 

感情が複雑すぎる。

二度と見たくない傑作でした。


昨日松田さんと朝まで話してた「現代社会のリアル」について、

テレビ局に密着したこのドキュメンタリー作品から何か見出すことができると期待した。

マスゴミの現場とそれへの絶望感」を期待した。

 

ところがどっこい。ラストの展開で作品そのものに期待を裏切られる形で思いっきり絶望に突き落とされた。

 

ドキュメンタリーの在り方にすら不信感を抱かされた。なんてこった。気分が最悪でした。ブチギレながら家に帰った。

これが正しい「現実」の訴え方なのかしら。参った。


・世の中(世界の幸せ)の為にあるべき姿

・仕事(金稼ぎ→個人の幸せ)の為にあるべき姿

この2つのズレの解決策は何。

これもまた「人間らしさ」なのか。

 

どこに焦点を合わせた正義が正しいのかハッキリしてほしい。

「ストレス社会」と言われてる現代において、私達は直接的なストレッサーに恨みを持ったって何の意味もない、と新卒でもわかる。

 

昨日朝までぶっ続けた討論の中に、才能と天才の話があった。

 

松田さん曰く、

他人に促されず個人的な良いアイディアのひらめきが才能。その才能を信じて行動に移せるのが天才。

 

私は天才にはなれない。

 

「普通に生活して普通に生きて幸せに死ぬ」が恐らく難しい世の中になるのだと気づけたところでどう行動すればいいのか分からない。

分からない、というか怖い。

他人に言われてもない私だけの思考を信じることができない。

 

「遣る瀬無い。」と言い放って終わる

 

そんな自分を痛感せざる得ない、攻撃的な作品でした。


残った感情は悔しさとか怒りとかです。

社会に出て10ヶ月、今日初めて映画館に足を運んだ。

社会人として見た最初の作品が、この(ドキュメンタリー)映画で本当に良かったし最悪です。